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◆A社(食品製造販売) ・テーマ 商品管理部門の再生 ・ご支援内容 BPR 商品管理部門が営業部門と生産部門の狭間で苦しんでいるので助けて欲しいとのトップの意向により、意味を理解できないまま現状認識に着手しました。現状認識が進むにつれ問題の意図が見えてきました。 食品の製造の特性上、原材料を投入してから完成品ができるまでおよそ2日間を要するので見込み生産方式を採用していた。一方、営業部門はこの特性を理解し得意先に対して2日前までの注文の締切りをお願いしていた。しかしながら、得意先も消費結果を見てから適切な発注をしたいとの思いから出荷の前日や当日の朝まで注文の変更等が発生するのが日常的になっていた。これにより、営業部門と製造部門との調整役である商品管理部門は神経をすり減らす日々を送っていたのです。 ビジネスプロセスに着目して見ると、生産プロセスと販売プロセスの間にバッファが何もないことに気づきました。そこで、どこかにバッファを持たせることはできないか?過去の経験や類似事例をヒントに半製品での在庫(バッファ)を持たせることでこれらの問題が解決するのではないかと思いアイデアを提案しました。これを、研究部門の諸氏ご尽力で品質保証や法的な問題もクリアできることが判明し、これを具体的なコンセプトとして新ビジネスプロセスのデザインを行いました。 しかしながら、半製品在庫を持つとなると冷蔵庫や冷凍庫など設備の課題が大きくクローズアップしてきました。物流や完成品在庫管理などの他の多くの問題を解決するためには既存の工場設備ではムリであることから、新工場建築の話まで発展し新たに新工場タスクフォースを設置し具体化に向けてステップを踏み出しました。 商品管理部門の問題かけいつから全社的な工場移転の話に発展してきましたが、結果的には非常に効果的であったことが今になって窺えます。現在では、原材料投入から半製品製造までの工程は計画生産型にシフトし、半製品から最終商品を製造する工程は受注生産型に分離したことで当初の問題も解決し、現在では商品や事業のスクラップアンドビルドが功を奏し高収益体質に変わり、従業員の意欲も飛躍的に向上しています。 ◆B社(小売業) ・テーマ 急成長に伴い管理会計基盤の構築 ・ご支援内容 BPR 食品の小売業で、年率120%の急激な成長が続き、将来を見据えて管理会計の導入をしたいとのトップの意向によりBPRを実施しました。現状認識フェーズを着手してまもなく、すばらしい企業理念と社長を始め社員の皆さまの前向きな姿勢と勢いに感銘させられました。また、製品の開発に対する思い入れや品質に関する意識の高さにも敬服させられました。ビジネスモデルは展示会による外販と通信販売および卸の事業がミックスしており、これらの組合わせが相乗効果を引き出しています。商品の品質と事業ミックスにより近年は、年率120%を越える勢いで成長し続けています。この勢いを継続し強固な経営基盤を構築するために管理会計の導入に踏み切られました。 業務の流れを分析してみると、情報の流れが寸断しており、データの二重入力など重複する作業が多々見られました。また、マネージメントシステムに於いても、管理体系がなく日常の管理の中心が売上と粗利益に偏っていました。このような問題点を解決するために、ローコスト運営可能なビジネスプロセスと仮説検証型マネージメントのデザインを実施しました。 外販のセールス・受注・出荷・(請求)・回収。通信販売(CTI、Web)の受注・出荷・(請求)・回収。調達の発注・仕入・請求照合・支払い。などのビジネスプロセスに対し、現場作業の単純化・標準化、発生現場でのデータ入力、発生基準による計上、入力データの経理までの一気通貫、多面的なマネージメントに必要なデータの生成などの設計思想でデザインを実施しました。 また、マネージメントの面に於いては、組織、商品、顧客、得意先、エリア、購買動機などのセグメントを有し、マネージャクラスの「仮説検証型マネージメント」への変革を可能としました。現在、NECソフトウェア九州さまのご尽力により、新システムが稼動を迎えようとしています。当初の目的を達成できるまで見届けていく予定です。 2007年5月から運用開始予定。 ◆C社(専門店) ・テーマ 商品管理および顧客管理の強化 ・ご支援内容 マネージメント(商品&顧客)/仮説検証型マネージメント スポーツ用品専門店で約60店舗を所有している小売業です。従来使用していた顧客管理と商品管理を強化・一新する機会に参加させていただきました。顧客や商品の販売実績データを有効に活用し、顧客満足を更に向上させることを目的とされていました。 制約事項を確認した中で重要なキーワードは、店舗の要員が想像していたよりも少ないことでした。この制約の中で顧客満足を向上させるために必要な情報を、いかに適確に伝え活用していただくがデザイン上の重要な課題でした。そこで弊社のコンセプトのひとつであるエクセプションレポートの考え方を採用していただくことになりました。 店長やバイヤーの各人がエクセプション基準を設定し、その基準から外れた商品や顧客の情報を適確なタイミングで伝達することで、アクションを起こさなければならない対処に対するアラームを確実に知ることが可能となります。これにより、アクションプログラムを策定し具体的なアクションを実施し、その結果を検証する。この仮説検証型マネージメントスタイルを導入いたしました。データ活用は、分析専門の方のみならず具体的なアクションを実施する現場で活用してこそ効果が最大化致します。 ◆D社(資材卸) ・テーマ 経理業務の効率化 ・ご支援内容 会計BPR/管理会計 設備資材の卸事業を営み、経理業務の効率化、スピードアップを目的に会計処理に特化して、BPRによるグランドデザインを実施致しました。現状認識をした結果、本社および各支店に経理業務担当が配置され約20名体制で運用していることがわかりました。また、管理会計上で悩ましい配賦の問題を抱えていることがわかりました。 目的は経理業務の合理化であり、目的を達成するためのポイントとして、 @各支店の小口現金の撤廃による支店経理(現金出納を中心とした業務)の廃止する。 A売上、売上原価、売上総利益関連の取引に関しては、基幹系システムからの自動仕訳により仕訳業務・仕訳入力業務の縮小とスピードの向上を図る。 B販売費・一般管理費に関しては経費プロセスの4つのプロセスを経理業務知識がなくても発生現場で発生基準による計上を行なう。 の3点を目標に上げ、経理業務全般のプロセス設計を実施しました。また、管理会計の配賦問題は、コストセンターの費用を実績ベースで配賦することによりプロフィットセンタへの配賦が予算と変動することによるプロフィットセンタの管理不能となることが大きな問題となっていました。この問題解決は、予算は約束手形と同じ重みを持たせ部門間の約束である予算で承認された額を配賦するというアイデアで解決することにしました。 このような対策を講じた経理業務のグランドデザインを基に、新システムを構築し目標を達成するとともにほぼ日次決算体制をも整えることができました。これにより、月次決算の早期化をもたらしました。 |
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